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ハイビスカスの原種

ハイビスカスには数え切れないほどの種類があります。種類ごとに花の形、色ともかなりの変化に富んでいます。ハイビスカスは種類が多いぶん、観賞しごたえのある花と言えるでしょう。ここでは、園芸種のもとになったハイビスカスの原種を紹介していきましょう。原種は以前から比べれば見かけなくなりました。

ブッソウゲ

まずはブッソウゲから紹介しましょう。8000以上の園芸品種や雑種があって、それぞれ色や形が異なります。一般的には高さ2〜5mにもなる熱帯性の低木で、葉は幅の広い卵形だったり、幅の狭い卵形だったり、またはきれいな楕円形をしている場合もあります。葉の先はとがっているのが特徴です。ブッソウゲのはっきりとした原産地は不明で、いつ日本に伝わったのかもよく分かっていません。スウェーデンの植物学者リンネが1753年、「ローザ・シネンシス」と名付け、ブッソウゲをヨーロッパに伝えたことから広まっていきました。ちなみに、この名前は「中国のバラ」という意味なんですよ。昔はヤギの餌やシャンプー代わりになど…幅広く利用されていたと言われています。沖縄では、家の生け垣によく使われていますね。

きれいなだけでなく、丈夫で成長が早いうえ、耐風性や防潮力に優れている点がブッソウゲの良い点と言えるでしょう。また、朝咲いたら夜にはしぼんでしまう一日花となっています。

フウリンブッソウゲ

このフウリンブッソウゲもブッソウゲの仲間ですね。色や形が珊瑚(さんご)に似ていることから、別名をコーラルハイビスカスとも言います。大きな花びらには細く深い切れ込みがあって、後ろに反り返っています。フウリンブッソウゲという名前の由来は、花そのものがまるで風鈴のように長く垂れ下がって、雄しべも筒状になっていることからきているんですよ。また、風に揺れる様子がランプにも似ていることから英語名では「ジャパニーズ・ランタン」と呼ばれています。

ブッソウゲとの違いは花の形状だけではありません。ブッソウゲは一日花ですが、フウリンブッソウゲは数日間咲き続けます。東アフリカのサンジバル島原産の常緑低木で、高さは約3mにもなります。色は花びらの根元が濃い赤で、真ん中から先のほうは白とピンクの絞りのようになっているんですよ。とても涼しげで、可愛い花です♪けれど残念なことにこのフウリンブッソウゲ、最近はあまり見かけなくなったと言われています。

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ヒビスクス・アーノッティアヌス

ヒビスクス・アーノッティアヌスは、ハワイ・オアフ島原産のホワイトハイビスカスです。これはハイビスカスの交配親の一つとして知られています。このハイビスカスから現在の様々な品種が誕生したんですよ。スコットランドの植物学者ジョージ・アーノット・ウォーカーにちなんで名付けられました。白くて細長い花びらの形をしていて、花の真ん中の部分には赤くて長い花柱があります。高さ約9mにも成長し、葉は卵形で長さは15〜20cmです。ほんの少し香りがある純白の花と深い緑色の葉のコントラストがいいですよ!ハイビスカスといえば赤という印象がありますが、白もまた涼しげで惹かれますね♪

ヒビスクス・コキオ

ヒビスクス・コキオもハワイ原産で、ハイビスカスの原種の一つになります。特にカウアイ島やオアフ島、それからマウイ島などでよく見かけます。ヒビスクス・コキオのコキオはハワイ語で「ハイビスカスの原種」を意味します。そのままですよね…。現地では6mもの高さに成長するんですよ。一般的に花の大きさは7〜10cmほどで、色は赤やオレンジがかった赤、たまに黄色やオレンジ色の斑点が混ざっていることもあります。そのほか、花糸(かし)と呼ばれる雄しべの糸状になった細い柄の部分が反り返っている点が、ヒビスクス・コキオの大きな特徴といってもいいでしょう。この種類のハイビスカスは希少なため、絶滅の危機に瀕しているとされています。

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