ハイビスカスで南国気分♪
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ハイビスカスの原産地

ハイビスカスからは華やかで温かみのある印象を受けます。そんなハイビスカスの原産地は、ハワイや「マスカレン諸島」となっています。どちらも南国と言うにふさわしい場所ですね。これらの原産地で、ハイビスカスはただの花にとどまらない、大切な役割を持っているのです。

ハワイ

アメリカ合衆国のハワイ州にある130もの島々から成り立っているのがハワイです。正確にはハワイ諸島と言ったほうがいいでしょう。面積は1万6634.5km2、人口は128万3388人(2007年現在)です。首都はホノルルで、共通言語としては英語ですが、ハワイ語の通用度も結構高いですね。また日本人観光客の多いワイキキなどでは日本語も通じますよ。このハワイはハイビスカスの原産地として、とても有名ですよね。 ちなみに数ある島の中で、私たち観光客が訪れることができるのは、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、ラナイ島、マウイ島、ハワイ島の6つになります。ハイビスカスはハワイ州の州花に制定されているため、どの島でも昔から人々に愛されてきました。さらにハワイでもハイビスカスの原種がある場所は限られていますが、ワイキキ市内の植物園で見ることができます。

ハワイでのハイビスカス活用法

では、実際にハワイではハイビスカスがどのように使われているのでしょうか?ハイビスカスの髪飾りやレイと呼ばれる首飾りをハワイの人々はよく身に着けています。この髪飾りやレイなどは私たち日本人が考えるようなファッションの一部的なものではなく、ハワイの歴史、文化、人々の思いなどが込められている、とても意味のあるものなんですよ。

髪飾り

ハワイに行ったことがある人なら分かると思いますが、現地ではよくハイビスカスなどの花を髪にさしている人を見かけます。この髪飾りにはちゃんと意味があることを知っているでしょうか?未婚者は右、既婚者は左につけるという決まりがあるんですよ。女性だけでなく男性も花を挿します。

レイ

ハワイの空港で歓迎の印をしてレイを首にかけてくれたり、フラダンスのダンサーが衣装アイテムの一つとして使っていたり、それから婚式などでも使われています。このように、ハワイではいろんな場面でレイを見かけます。そのレイの材料にもハイビスカスが用いられているんですよ。ハイビスカスは摘んでも枯れないのでレイにも適しているのです。

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「マスカレン諸島」

この「マスカレン諸島」は「マスカレーニュ諸島」「マスカリン諸島」とも言われています。インド洋南西部の諸島を指します。島の総面積は約4200km2で、レユニオン島、モーリシャス島、ロドリゲス島の3つの島から成っています。場合によってはマダガスカル島が含まれることもあります。

「マスカレン諸島」の大部分は度重なる火山活動の結果、できたとされています。ハワイばかりが目立って、あまり知られていないかもしれませんが、「マスカレン諸島」もハイビスカスの原産地の一つに挙げられますね。「マスカレン諸島」にはハイビスカスの原種が多く、実は沖縄に咲くハイビスカスも元をたどれば約500年前に「マスカレン諸島」原産のものが伝わったのです。

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モーリシャスとハイビスカス

ここで「マスカレン諸島」の3つのなかで、日本人観光客の旅行先としても人気の高い、「モーリシャス島」を紹介しましょう。『インド洋の貴婦人』とも言われている「モーリシャス島」は世界トップクラスのビーチリゾート地として知られています。人気の秘密はなんといっても充実したホテルライフが挙げられるのではないでしょうか。宿泊設備、食事、スポーツ施設、それからビーチの貸し切りなど…最高級のサービスを受けることができます!

また、ハイビスカスの愛好家にとっては「モーリシャス島」原産とされる珍しい野生種などを見ることができる憧れの地とも言えるでしょうね。ハイビスカスガーデンに囲まれているホテルも多く、こういったところは散歩にぴったりですね♪華やかなハイビスカスを間近で見ることができますよ。ただ、いくらキレイだからと言って、勝手に摘み取るのは止めておきましょう。

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